青い大根。
2016年7月21日(木)
もう、秋の天気のような今日。
猫も、母も、もちろん、私も、
気持ち良くウトウトと、居眠りして過ごした。
大橋巨泉さん、亡くなった番組をやっていた。
母は、それを観ながら、大橋巨泉さんが分かるらしい。
「いつ亡くなったのか」と、聞いてきた。
昔の人は、思い出す。
大橋巨泉さんは、セミリタイヤして、
カナダ、日本、オーストラリアに、
数ヶ月ごと滞在する生活だったらしい。
私も、夫が定年退職したら、国内で、冬は雪のない暖かい所で過ごし、
夏は、涼しいオホーツクに帰ってきて…
ささやかな、実現できる夢かと思っていた。
出来そうにもないなあ。甘かったなあ。
大根もらった。早速、煮物を作ろうと、切る。
青い大根、初めて見た。食べれるけど、美味しくないらしい。
勿体無いけどね。諦めるよ。
母は、テレビの文字を、声を出して、読んでる。
白内障の手術をしているから、良く見えるのだ。
落ちてる小さなゴミや、髪の毛も見える。
耳は聞こえてるだが、物事、意味が理解できない様だ。
私の声も意味の分からないから雑音に聞こえるのだろう。
「うるさい!」私の顔を指差して、「オバケ!」と、言う。
私が何か言ったら、直ぐ、憎たらしい事を言い返してくる。
どこが認知症かと、思う程なのだ。
口では、私が、負けるのだ。
いくら病気が言わしてると、思っても、
私は、心の中は、「クソババ〜」と叫んでる。
そんな時は、母から、黙って、離れる。
15分間、無視だ。
15分間、離れて母に罰を与えているのだと、思う事にする。
母は、忘れて、リセット。
いつもの母、「ありがとう」を言う母に戻ってる。
私も、15分で、リセット出来たら良いけど、
中々そうはいかないねえ。
この子達が、私のリセットボタンだ。
テーブルの上で、マッタリするりゅう。
お母さん、なでなでして〜
ん、視線を感じるゾ〜
うらちゃん何故か、じーっと見てた。
何だよ〜文句ある〜?