いつも一緒、ずーっと一緒

10匹の猫ちゃんたちとの暮らし。

ハイド母現る

足短いね〜って言った?

半パラサイトのお姉ちゃんが付けたわたしのあだ名、ツチノコ だよ〜

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昨日の朝のこと。

いつも、デイサービスに行く時は、

靴を履いて、内玄関でデイサービスの迎えを待つ。

私は膝をついて、母に靴を履かせるのに、足誘導してると、

母から「何、威張ってる!」と、突然言われた。

え?いつも通り、優しく誘導してたよね。

な、なんという事を、言うのだ!

びっくりとショックな顔で、母を仰ぎ見ていたのだろう。

「ヘンな顔して!」と、母からビンタされた。叩かれた!

年寄りの力のビンタは、頬は痛くない。

痛いのは心、心が痛いよ。

今、さっき、トイレに行って、お尻拭いて貰っているのに。

お尻拭いてくれる人に「威張るな」とビンタする母は、何だろう。

これが、認知症なのか。

それから、靴を履かして椅子に座ると、

一転、「ありがとう」と、優しく言う。

母の頭の切り替え、スイッチが早いよ。

こっちの気持ちが、追いつかないよ。

常々思うことだが、

今の母の脳は、「ジキル博士とハイド氏」がいる状態(解離性同一性障害?)ではないか。

善良(大人しい)な母と、悪(口汚い)の母がいる。

母自身も、自分の隣にもう一人、いつも誰かいると言っていた。

だから、「私」ではなく、「私たち」と、言う。

「私たち、どこで寝たらいいの?」「私たち…」と言う。

普段の生活でも、自分に話しかけて、

そして、自分で答えて、会話している。

一人芝居でなく、二人芝居??落語の様な状態。

初め、怖かった。

本当は、誰かいるのかも知れない。

私には見えないけど、母には見えてる。

現在、家には夫、娘も居るので、大丈夫。

今回、これで終わりでなかった。

またハイド母が出てきた。

デイサービスの迎えの車に乗ってから、

「今日、暑かったら、脱いでね。」と、母に声かけたら、

「バカ、何が暑いんだ!何言っているんだ!」と、言い残して出かけた。

可愛さのかけらも無いおばあさん、母。

しかし、介護は、まだまだ続く…

これから、酷いこと言われたら、

ハイド母が言ってると思って、溜飲するよ。

病気になる前の母は、どんな性格だったか。

他人には外面いい、ジキル母だった。

札幌の姉と妹には、ハイド母だったのだろうか。

たまーに逢う私には、他人一歩手前だったのか。

だから、ジキル母をいっぱい知ってる。見てる。

人間の潜在の、眠っている性格が出るのか。

私は、可愛いおばあちゃんになりたいけど、

母を見てると心配、なれるかなあ。

人間語 大変ね〜

「バーカ」「威張りばば」「クソじじ」は、

全部ニャーだから、私が言う悪口、

人間にはわからないよ〜 良かった、良かった〜

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