いつも一緒、ずーっと一緒

10匹の猫ちゃんたちとの暮らし。

春は寝て待つ

今日も寝てる…

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読んだ本2冊。

NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の番組で取り上げた、

羽田空港の日本一の清掃員、新津春子さんの本。

春子さんは、技能競技大会で第1位になった掃除のプロ。

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春子さんは、17歳の時、中国残留孤児のお父さんと

家族で日本に来た。言葉がわからず苦労したようだ。

でも、考え方がポジティブ。身体も丈夫な人なのだろう。

働くこと、仕事に、誇りを持っている。

うちの息子を思い出す。

息子は、美装会社にいた事がある。

床を磨きすぎて、腱鞘炎になったり、

入ったばかりの自分の給料と十年いる先輩の給料と同じ。

仕事は好きだったが、将来のことを考えて転職した。

ビルの窓拭きして、高い所に慣れている。

本人頑張って、頑張って消防署に入る事ができた。

母親として、ホッとしたことを思い出す。

息子だけでなく、

母も掃除婦として長年、

働いていたのを忘れてしまった。

動物園の園内掃除に、何年も勤めていた。

母は、息子が美装会社に入社した時、

とても心配していたのだ。

もう一冊。

写真家の本なので、写真が綺麗。

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中国南部、貴州省

中国で最も貧しいと言われる辺境の山奥の村、

バーシャ村をカメラマンが訪れる。

少数民族 苗族(ミャオ)の顔も、生活も、私が小さかった頃の日本のに似ている。

皆助け合って生きている。

民族衣装もとても綺麗だ。村人の笑顔がいい。

著者は、桃源郷と感じる。

中国の辺境政策により、交通の整備、村の観光化で村は変わっていく。

携帯電話の使用など、我々と変わらない生活になって行く。

私の小さい頃に住んでいた村(北海道)に似ている。

隣近所、親族総出で、田植え、稲刈りをしていた。

あの頃は、桃源郷だったのかなあ。

その桃源郷には母の姉妹が住んでいる。

春になり、暖かくなったら、母と行くつもり。

とても楽しみにしている。

従姉妹にも会いたい。

早く春よ来い!